
いつもそばにある水について、もっと考えてみませんか
「き れいで安心できる水が飲みたい」「おいしい水が飲みたい」。 こうした水に対する思いは、皆さんお待ちだと思います。ですが、飲む以外の水については、いかがでしょうか?人間にとって、水は飲むというだけでなく、生 活全般のうえでも、そしていのちを保つうえでも、とても犬切なもの。その水についてよく知ることができれば、もっと快適に、もっと健康的に暮らせるヒント が得られるかもしれません。
いのちの基本である水

よく「人間の身体の約70%は水でできている」と言います。身体を形作っている要素の大部分は、水というわけです。
したがって、人間が活動する時、体内にある水が重要な役目を果たします。例えば栄養分や老廃物を運んで身体の中を活動的に保ち、体温調節をするのも水の大
切な役割です。また、人間が1日に必要とする水の量は約2.5リットル。これが不足すると、身体に変調をきたすことが多くなります。逆の例もあります。
「朝1杯の水は美容と健康の基本」とも言われます。これは、1杯の水が身体に入ることによって、眠っていた器官に目覚めを促し、便秘や食欲不振に効果的に
働くからです。私たちが生きていくうえで、水は本当に欠かせないものなのです。
生活の基本でもある水
生 活シーンでも、水は重要な役割を果たしてくれています。まず食器を洗ったり、調理するのに水はもちろん必要ですし、毎日のお風呂やシャワー、洗面物、お掃 除も水がなければできません。また、ガーデニングをするなど、植物を育てるにも水は当然必要です。さらに私たちは、夏には涼を求めて海やプールにでかけ、 冬の乾燥する季節には加湿器で水分を補給したりします。このように、さまざまな生活シーンにおいて、水が関わっている場面は、意外に多いのです。
水は自然からの贈り物。生活に欠かせない水は、雨や、蒸発などの自然のサイクルに従って、くり返し私たちのところにやってきています。それが浄水場で生活用水として浄化され、家に送られているのです。
私たちは水をリサイクルして使っているというわけです。
浄
水場などで浄化される前の水のことを「原水」といいます。具体的にはダムや河川を流れる水のことです。戦後、日本では産業の発展につれてこの河川の水質が
急激に悪くなってきました。川沿いに立てられた工場からの工場排水や、田畑の農薬やゴルフ場の除草剤、生活排水などによって、原水には本来なかった細菌類
や化学物質の量が増えました。特に、生活排水の中に含まれるリンなどにより原水が富栄養化して有機物が多く作られ、水の透明度を低下させたり、色を変化さ
せるなどしています。
そ ういった原水を生活用水として使えるレベルにするために、浄水場ではさまざまな薬品を投入するなどして、懸命に安全な水にするための努力をしています。特 に塩素はその中でも有効かつ強力なものとして一般的に広く使われています。こうした薬品の効果で水道水は浄化されていますが、その結果、自然の水の状態と はかけ離れたものになっているのも事実なのです。
地球上の環境汚染がますます進む今日、水道水を確保するダムや河川の水の汚染も同様で水道局の懸命な努力により、「安全な水」として浄水場からご家庭まで届けられています。
水道水は、ごみや雑菌をろ過した後「塩素(次亜塩酸ナトリウムなど)」で再度殺菌処理し、無菌状態で各家庭に運ばれることを目指しています。
こ の処理は水道法に則り、最終給水栓での残留塩素濃度を0.1ppm以上(、0.5ppm以下)を保つように浄水場で調整されています。従って、お住まいの 地域によってその濃度は異なる事があります。この「塩素処理」は現時点での最良として採用されている必要不可欠な殺菌消毒の方法です。
つまり水道水は安全といえます。
この「塩素処理」の結果生じてしまう「残留塩素」について考えてみましょう。
残留塩素とは



